メジャースケールとは?【音楽理論】

メジャースケールとは?

ここでは「メジャースケール」について説明していきます!
では、いってみましょう!

スケールとは?

メジャースケールの前に、
そもそもスケールって何よ?って話です。

スケールとは「音階」のことです。
もうちょっというと「ある規則に基づいた音の並び」のことです。

メジャースケール以外にも
マイナースケールや
ドリアンスケール、
リディアンスケール、
ホールトーンスケールなどいろいろな種類があります。

その中で、メジャースケールはとてもよく使われるスケールなのです。

メジャースケールの概要

半音・全音の説明で(半音・全音についてはこちら

ピアノの白鍵の「ド」から弾いていくと、

全音全音半音全音全音全音半音

の間隔で音が並んでいることがわかりました。

Cメジャースケール
白鍵の並び:全・全・半・全・全・全・半

なんと、これがメジャースケールです。

ピアノを弾くときにあまり意識していないかもしれませんが、
「ドレミファソラシド~」と鍵盤で弾いたら
メジャースケールを弾いているということになります。

おーすごい!!

さらに「ド(C)」の音からスタートしているので、
白鍵を弾いたときの「ドレミファソラシド~」は

「Cメジャースケール」(読み方:シーメジャースケール)と呼びます。

ここまでをまとめると、メジャースケールとは

「ある音を基準にして、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音と並べた音階」

のことです。

どの音からでもメジャースケールができる

ちなみに、スケールは

「ド」以外のどの音からでもスタートすることができます。

「ファ(F)」の音をスタートにして
全音全音半音全音全音全音半音
と並べたら「Fメジャースケール」です。

Fメジャースケール

「レ(D)」の音からスタートしたら、「Dメジャースケール」です。

Dメジャースケール

「ド」以外の音からスタートすると、黒鍵を弾くことになりますね。
ぜひ、写真を参考にFメジャースケールとDメジャースケールを弾いてみてください。

1オクターブは12音あって、どの音からでもスタートできるので、メジャースケールは12個できますね。

まとめ

ここまで、メジャースケールについて説明してきました。
大切なのは以下の点です。

●スケールとはある規則に基づいた音の並びのこと。

●ある音をスタートにして、音を全音全音半音全音全音全音半音の順で並べると、メジャースケールができる。

●スタートにした音の名前をつけてあげる。
(「ド(C)」の音をスタートにしたら、Cメジャースケール)

●どの音から始めても、全音全音半音全音全音全音半音の順に並べるとメジャースケールができる。

鍵盤で、いろいろなメジャースケールを弾いてみましょう!