音程とは?半音と全音について【音楽理論】

音程・度数

カラオケに行って

音程が外れているね!

なんて言われたことありますか?

ショックですよね。

でも、そもそも、その「音程」とは何なのでしょうか?

「半音」「全音」という言葉と一緒に説明していきます!

音程とは?

音程とは、「2つの音の高さの隔たり(=間隔)」のことです。

例えば、「ド」を基準にして、もう1つの音が、基準の「ド」からどのくらい離れているか、ということです。「ド」と「ミ」の音程は3度です。

音程の数え方

音程は「度数」という単位で数えます。

では、実際に音程を数えてみましょう。

ここに「ドレミファソラシド~♩」という音階があります。

Cメジャースケール
音階:ドレミファソラシド~♩

「ド」を基準にした時に、

「ド」と「ド」の音程は1度です。

「ド」と「レ」の音程は2度です。

「ド」と「ミ」の音程は3度です。

「ド」と「ファ」の音程は4度です。

 ・・・(省略)・・・

「ド」と1オクターブ上の「ド」の音程は8度です。

音程(「ド」が基準)
「ド」を基準にした時の音程

このように、音程は「○度」と表します。
(8度以上もあるのですが、今回は省略します。)

半音と全音

音程を表すのに「半音」「全音」という言葉も使われます。

半音は、鍵盤でいうと、すぐ隣の音との間隔のことです。
ギターでいうと、1フレット隣の音との間隔です。

全音半音2つ分です。

鍵盤の図を書いて確認してみましょう。

鍵盤の図
おなじみ、鍵盤の図

「ド」と「ド♯」はすぐ隣の音なので半音です。

「ド♯」と「レ」もすぐ隣の音なので半音です。

「ド」と「レ」は半音2つ分なので全音です。

違いがわかりましたか?

全音と半音2

1オクターブ全ての鍵盤について半音と全音の関係をみていくと、以下のようになります。

全音と半音

ドレミファソラシド〜でみてみると、
「ド」と「レ」、
「レ」と「ミ」は全音ですが、
「ミ」と「ファ」は半音ですね。

さらに
「ファ」と「ソ」、
「ソ」と「ラ」、
「ラ」と「シ」全音ですが
「シ」と「ド」は半音です。

ピアノの白鍵(ドレミファソラシド〜)だけをみてみると、
全音全音半音全音全音全音半音の並びになっていることがわかりますね。(ここは重要なので覚えておきましょう!)

まとめ

ここまで、音程に度数、半音、全音、について説明してきました。

音楽理論の土台となる知識です。

ぜひ鍵盤の図を書いて確認してみてください!

それでは!